オレ仕様のゲーム機を作ろう(その1)
さて,今まで作ってきたハードウェアは,ほぼ 8bit CPU である Z80 を使ったものばかりでした。
しかも,あまりオリジナリティが感じられないモノが多かったのも否めません…(笑)。
そこで,今回は,タイトルにもあるように,オレ仕様のゲーム機を作ってみようかな…と思います。
オレ仕様ってどんな仕様よ?
今まで,Z80 を使ったものばかりなので…,今回は…,うん,やっぱり Z80 を使用したいと思います。(オィ)
まぁ,CPU は Z80 を使うとして,今回は,ハードウェアとソフトウェアの両方を作っていきたいと思っているのですが,極力シンプルな仕様にします。
なるべく部品点数が少なくなるようにと考えていますが,最終的な仕様はまだ決めていなくて,作りながら適当に決めていこうかな…と思っています。
ただ,なんとなく,今考えているのは…
- 画面解像度は 256×224 くらい。
- BG は一面でハードウェアスクロールなし。
- 1 キャラは,8 x 8 ドットで,ライン単位に 2 色まで。
- スプライトは16 x 16 ドット,単色,32 枚くらい。必ず BG の上に表示。
- パレットはナシで,デジタル 8 色。男らしい仕様で(意味不明)。
- サウンドは,PSG 音源 を複数。
ライン単位に 2 色とか,単色 32 枚のスプライトとか,なんかアレな感じですが…(笑)
もしかしたら,ここから削るかもしれないし,追加するかもしれません。
でも,できるだけ,頓挫しないように調整して行きたいと思います。
…いや,よく頓挫しそうになるんですよ。
先日も,部屋を掃除していたらエアーコンプレッサーが出てきて,久しぶりにプラモデルを作ってみたくなったり…,PC で,STEAM を起動したら,そのまま昔買ったゲームにどっぷりハマったりとか…。
基本はロジック IC で作ります
そう言えば,最近しばらく,はんだ付けをしていませんでした。
久しぶりにロジック IC で回路を作ってみたいな〜と思ったのが,今回のきっかけだったりします。
もちろん,言わずもがなですが,CPU やメモリ,音源などは,現物を使います。
最近は,老眼がかなり進行していて,かつ,左目の視力が 1.2 から 0.7 まで落ちてしまいました。
はんだ付けも何気にキツイです(笑)。
試作回路を FPGA でテストしてみる
前回のネタとして,FPGA を扱ったわけですが,FPGA は,ハードウェア記述言語で設計でき,修正も比較的楽に行なえます。
基本的な回路設計とテストは,FPGA で,ある程度行うようにすると,効率が良さそうです。(そこから,ロジック IC で組むのも,なんか,普通と逆の発想のような気もしますが…)
…ということで,画面信号生成周りを VHDL で作ってみました。
この辺りは,ある程度定石みたいなものなのですが,これを後で回路図に落としていきます。
今回はここまでです。
次回は,CPU と,BG の表示周りを FPGA に実装するところまでやって,そこから回路図に落としていこうかなと思います。
行きあたりばったりになりそうですが,これはこれで結構楽しかったりします。