FPGA でゲーム機を作ろう(その2)
12 月は忙しいですね。
週末にしか時間が取れないので,作業の方はあまり進んでいませんが,まずは画面表示から手を付けていこうと思います。
実装する内容は,ワイヤラッピングで作った回路とほぼ同等なので,解説などは,以前の記事をご覧ください。
基準クロックから各種クロックを作ります
20MHz を基準クロックとし,これから,10MHz と 5MHz,4MHz を作ります。
10MHz は,スプライト表示に,5MHz は,表示タイミング信号に,4MHz は,CPUクロック信号になります。
いずれも割り切れる値なので,一定間隔でクロックのイネーブル信号を作ってやります。
表示タイミング信号
水平ブランク信号,水平同期信号,垂直ブランク信号,垂直同期信号を 5MHz クロックからそれぞれ作成します。
ロジック IC で作った時は,カウンタの信号をいろいろと組み合わせて作る必要がありましたが,HDL は,非常に簡単に作成することができます。
ブランク期間は,RGB 信号をゼロにし,それ以外は,8 カウントごとに色を変えると,下の写真のようなカラーバーを表示することができます。
…と言うことで,今回はここまでです。
次回は,BG 表示回路を実装する予定です。