オレ仕様のゲーム機を作ろう(その16)

更新間隔がエラく開きすぎました。

前回は…,2021 年なので,2 年近く経つんですね。

この間,何も電子工作をしていなかった…わけではないんです。

オレ仕様のゲーム機もその後,いろいろと機能アップを考えて試作基板などを作っていました。

ある程度,方向性が決まってきたので,いい加減に制作に着手しよう!と考えたわけです。

前回までの仕様ってどんなだっけ?

2 年前に作った「オレ仕様ゲーム機」は以下のようなものでした。

  • 2 つの Z80 CPU
  • 2 枚のスクロールする BG 画面
  • 128 枚同時表示可能なスプライト画面
  • ドットあたり 4 色表示可能なカラーパレット
  • 2 つの PSG 音源

これらに対して,その機能を使ったサンプルプログラムを作り動作させるところまでやったのでした。

そして,テストプログラムを拡張していく…ということを書いておきながら,それっきり…(笑)。

ゲーム機らしいサンプルプログラム

オレ仕様ゲーム機」というくらいなので,もうちょっとゲーム機らしいサンプルプログラムを動かさないとね〜…ということは昔から思っていました。

ドットあたり 4 色表示できる独立したスクロール BG 画面と,128 枚表示できるスプライト画面があるので,多分ファミコンくらいの表現はできるよね…と思い,それじゃぁファミコンっぽいサンプルプログラムを作ろう!…というノリで作ってみました。

ファミコンっぽいもの…と言ったらコレですよね!(笑)

 

私のようなアラフィフ世代の人だったら,一度はゲーム画面を見たことがあるんじゃないかな〜と思うくらい有名なゲームですよね。

サンプルゲームを動かしてみる

このゲームを「オレ仕様ゲーム機」でそれっぽく動かしてみます。

あくまでもそれっぽくです(笑)。

 

それっぽく作ってみたのですが…,どうでしょう?

自分ではそれなりの雰囲気は出ているような気がする…と勝手に思っています(笑)。

ただ,ミスしたときの処理や,エリアクリア判定処理,サウンド再生などは入っていません。

あと機能的にも,2 つめの CPU は使っていませんし,BG も 1 枚しか使っていません。(ファミコンには勝てたような気がしていますw)

特定の走査線で割り込みをかけることができるので,あえて,スコア表示の部分とスクロールする部分の境目は,この割り込み機能を使ってみました。(オリジナルのファミコン版と似たような感じですね)

Z80 でのプログラム作成は,やり出すと,多分止まらなくなってしまうので,この辺りで一旦止めておきます。(次の基板を作らなくちゃいけないですし…)

次回以降の「オレ仕様ゲーム機」機能アップ版が完成したら,それで動くように,この続きが作れたらな〜と思っています。

さて,次回から,いよいよオレ仕様ゲーム機の機能アップ版を作っていきたいと思います。

それでは,次回に続きます。

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